ヨーロッパファッション(ディティール・アイテム編)2021 秋冬最新トレンドを取り入れるにはディティールやアイテムに注目して

幅広いラインナップが特徴の2021年秋冬のスタイル!

今回は2021秋冬トレンドシリーズ第二弾!第一回は以下をお伝えしました。
【ヨーロッパファッション(トレンドスタイル・カラー編)2021秋冬最新トレンドは4つのスタイルを抑えて!】

 トレンドファッションを自分自身のファッションに取り入れるには、その【ディティールやアイテム】についてしっかりと理解していることが重要です。

 リアルクローズが一気にヨーロッパのトレンドファッションに早変わりする、2021秋冬の最新トレンドの【ディティールやアイテム】について、独自の切り口で紹介していきたいと思います!

大胆にも革新的にも 挑戦的な2021秋冬ディティール

 デザインや細部の工夫などのディティールはトレンドを抑えるためには重要なものであり、最新のディティールを取り入れることで、定番ファッションでも途端にお洒落モードに早変わりしちゃいます。

・大胆にも清楚にも カットワーク

大胆にも清楚にも カットワーク

BRAND:ヴァレンティノ/ ステラマッカートニー/ ジョナサン シンカイ(画像引用元:VOGUE

2021年秋冬コレクションで、何といっても注目を浴びていたのが「カットワーク」です。

 生地を大胆に切り取ったものや、生地をくり抜いてデザインした服が、コレクションでは多く見られました。

 肌見せのイメージが強かったコレクションでのカットワークですが、ヴァレンティノ(VALENTINO)の着こなしはリアルクローズの参考になります。

 定番の白シャツにカットアウト入りのニットを重ねることで、定番スタイルを、エッジの効いたスタイルに変化させることができます。

 カットワークはいろいろなタイプがあり、くり抜かれた部分の大きさや箇所で、肌の露出具合を調整することができ、実際のファッションにも取り入れやすくなります。

 ・ファッションの革新 幾何学柄

ファッションの革新 幾何柄

BRAND:ヴァレンティノ/ エルメス/ シャネル(画像引用元:VOGUE

ジルサンダーやヴェルサーチなどのコレクションで提案されていたのが、ひとつのモチーフを連続して並べてつくる幾何学柄です。

 20世紀初めのパリで、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックによって生み出された、新たな美術表現の試み「キュビズム」の表現方法を取り入れているとして、注目を集めました。

キュビズムは、複数の視点から見たイメージを一枚の絵の中に集約し表現するという試みであり、それまでの西洋美術で当たり前とされていたルールをすべて覆した革新的な技法です。

 ちょっとレトロ感のある幾何柄ですが、ファッションに取り入れることでも、革新的なイメージをアピールすることができます。

 モダンなデザインも多く、リアルクローズに取り込みやすいと思います。

 スカーフなど小さなアイテムから取り入れてみても、いつものファッションが一気に最新トレンドに変わります。 

定番から斬新まで 選ぶ楽しさ無限大 2021秋冬アイテム

 2021秋冬のトレンドアイテムは、例年に比べても、豊富なバリエーションが特徴的でした。

 好みのスタイルに合うトレンドアイテムを自分のファッションに取り入れて、今しかできないヨーロッパファッションを楽しみましょう。

・メンズライクに ブレザージャケット

ジャケットスタイル トレンド

BRAND:ネヘラ/ エイティーズ / ジバンシィ(画像引用元:VOGUE

多くのブランドのステージで目立っていたアイテムが、ブレザージャケットです。ここ数年、オーバーサイズのアウターの人気が根強いですが、その流れは今年も健在です。

ブレザージャケットは、フェミニンスタイルにもレイヤードスタイルにも使い勝手のいい、万能アイテムです。

オーバーサイズのジャケットに、ボリュームのあるボトムスを合わせるのが、今年のおすすめ。

メンズライクにするならば、幅広のスラックスと合わせるという方法がありますが、ガウチョパンツやプリーツスカートと合わせると、女性らしいきれいなシルエットを演出できます。

デニムなどの素材と合わせる方法は以前からありましたが、敢えて色合いの似ている組み合わせにして、スーツっぽく着用することで、一気に雰囲気が垢抜けトレンド感が増します。

・流行は巡っている ミニ丈

流行は巡っている ミニ丈

BRAND:ヴァレンチノ/ サンローラン / ブルーマリン(画像引用元:VOGUE

今後への希望や喜びを示すかのように、ミニスカートを多くのブランドが打ち出しています。

 20年周期でやってくるといわれるミニ丈ブームですが、ミラノコレクションでは、ミニスカート、マイクロミニ丈のスカートが多く登場してきました。

ショートパンツも目立っていましたが、日常のファッションとしては、ミニスカートの方が取り入れやすいのでおすすめです。

ファッション業界では、「ミニスカートが流行るのは好景気の予兆」と言われています。

「もうすぐコロナが終息する!」という、夜明けを見据えたトレンドなのかもしれませんね。

・やっぱり定番 黒ワイドパンツ

やっぱり定番 黒ワイドパンツ

BRAND:ジェイソン ウー/ ジョルジオ アルマーニ / クリツィア(画像引用元:VOGUE

ミニ丈と相反するアイテムなのですが、やはりワイドパンツの人気は根強いものがあります。

 さらに、ワイドパンツに取り入れたい注目のトレンドカラーは「黒」になります。

 秋冬のコレクションではペールトーンや鮮やかなビビットカラーが注目されましたが、これらのカラーを引き立たせるため、黒が大活躍しそうです。

 トップスには今年大注目のトレンドカラーのアイテムを持ってきて、ボトムはそのカラーを引き立てるシックな黒でまとめれば、2021年の秋冬トレンドスタイルの完成です。

 トップスを選ばないアイテムなので、一本持っていると、すんなりとトレンドを抑えたコーディネートができるのでおすすめです。

 ・TOPボリュームのインパクトに! テディベア&ファーコート

TOPボリュームのインパクトに! テディベア&ファーコート

BRAND:ジバンシィ/ トッズ / プラダ(画像引用元:VOGUE

冬になると欲しくなるコート類ですが、あったかもこもこのファーコートの魅力には抗うことができません。 

今年のファーコートはいままでのファーコートとは一線を画しています。

 首元や手首などに一部使用されているのではなく、全身がもこもこのファーに覆われているコートを身に付けると、一気にトレンド感が増して行きます。 

近年はサスティナブルを意識する事が当たり前になっているご時世。毛皮ではなく、フェイクファーを選ぶ事がベターですね。

ファーコートは上半身にボリュームがでてしまうので、着用する際には、そのボリュームに負けないシューズを選ぶことも重要になってきますよ。

ヨーロッパファッション(ディティール・アイテム編)まとめ

ヨーロッパファッション

 トレンドファッションを自分自身のファッションに取り入れるには、そのディティールやアイテムについてしっかりと理解していることが重要です。

この記事を参考にして、トレンドを抑えたディティールやアイテムを取り入れ、2021年秋冬のヨーロピアントレンドスタイルを楽しみましょう。

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